言葉の呪縛とセルフケア(大阪)

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2024年秋の講座は、大阪から始めます。
今回は「言葉の呪縛とセルフケア」といった、これまでとはだいぶ違った観点でやっていきます。
自分を罰し、否定し、呪う言葉はもう十分すぎるくらい口にしてきたし、耳にしてきたと思います。そうではない言葉との関わりを身体を通してやろうとしたら、セルフケアに行きつきました。
生きていればどうしたって傷つきます。痛いです。強がるのでもなく、無視するのでもなく、まず傷に丁寧に触れてみる。それがいたわりであり、癒すことなのかもしれません。

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<言葉の呪縛とセルフケア>

第1回
「雑巾がけや立ったりしゃがんだりして、足・腰・腹を知る」
日時:9月28日(土)13時15分~15時45分(開場13時)
場所:フロイデ玉造スタジオ(大阪市東成区玉津2-1-27彩貴ビル6F)

は?雑巾がけ?と面食らうかもしれません。初回は本題であるセルフケアに入る前の基礎内容です。
たとえば、自分の考えに自信がないとき、「自分の足で立っているぞ!」という感覚が薄いと思います。
自立は思い込みや概念ではなく、身体感覚がもたらすのであれば、まずしっかりとした足腰がないと、自信のある言葉も出てこない。
日本語の慣用句にたくさん登場する腰や腹も、先人たちがそこに何かみなぎる力を体験していたからこそでしょう。
足・腰・腹って何だろう?を体感するワークを行います。この体験が2回以降のテーマについても思考ではなく、身体で理解していけるようになると思います。
雑巾は持参ください。


第2回
「呪いについてー自分への『ダメ出し』を研究する」
日時:10月5日(土)13時15分~15時45分(開場13時)
場所:フロイデ玉造スタジオ(大阪市東成区玉津2-1-27彩貴ビル6F)

 失敗したときに「自分はダメだな」「なんでセンスがないんだろう」「バカだ」と卑下したり恥じたりと、「失敗した自分」を責めることに熱心でも、あんがい人は、「失敗」そのものについて関心を払いません。ダメ出しをするわりには、「ダメさ」を研究しないものです。
この回では、いくつかの身体を動かすワークを通じ、普段なら「やっぱり何もできない」という無力さを味わうルートに行きがちなところを踏みとどまって、別のルートを発見していきます。
ダメさの徹底的な研究が「自分は何もできない」という無力さを願うという呪いを解く道になっていくでしょう。その研究は意外とケアのすぐそばにあるんだと思います。


第3回
「記憶と痛みからの解放」
日時:10月12日(土)13時15分~15時45分(開場13時)
場所:フロイデ玉造スタジオ(大阪市東成区玉津2-1-27彩貴ビル6F)

癒えない傷や痛みは過去の記憶と強くリンクしています。
この回では身体を動かすワークやグループになっての対話を通じて、自分を縛る記憶がやって来たときに味わう「落ち込み」という名の重力の発生に注目し、そこから抜け出る道筋を見つけて行きます。
過去に引き戻されてしまうことを悔やみ、罰するのではなく、痛みをケアすることによって、自分にかけた呪いから離れていけることを体感していきます。


第4回
「記憶を事務的に扱う」

日時:10月19日(土)この日のみ12時30分~15時(開場12時15分)
場所:フロイデ玉造スタジオ(大阪市東成区玉津2-1-27彩貴ビル6F)

 わだかまりやこだわり、許せない出来事などを人はたくさん抱えています。それらを思い返したり考えると感情が溢れたり、身体が強張ったりします。そういう感情や感覚とどう接していくか。どうケアしていくか、をグループワークを通じて実践していきます。基本は記憶に対して「思い入れ」を挟まずに事務的に、つまり事実を事実として捉える姿勢です。
そして自分の痛みを通じて他人を観るからこそ、痛みがもたらす陰影が観えてきます。それをいたわりと呼ぶのだと思います。


第5回
赦しと支援」
日時:10月27日(日)13時15分~15時45分(開場13時)
場所:フロイデ玉造スタジオ(大阪市東成区玉津2-1-27彩貴ビル6F)

これまでの講座を包括した内容です。伏せたり立ったり、正座したりと身体を動かすワークを通じて、自分の身体に対する向き合い方を改めて体験していきます。
自分を受け入れ、赦し、そして自分自身を励ますこと、支援することを体感していきます。それがセルフケアということになっていくと思います。

料金:各回1万円
場所:フロイデ玉造スタジオ(大阪市東成区玉津2-1-27彩貴ビル6F)

申込先はこちら

講座は各回1万円です。連続受講の場合、振込は一括でなくても構いません。開催2日前までにお願いします。
なお当日のキャンセルは返金致しません。