聞くこと話すことベーシック&アドバンス─共感と傾聴以前の基礎体力を身につける─

Topics

聞くこと話すことベーシック&アドバンス
─共感と傾聴以前の基礎体力を身につける─

 

 この講座は2022年から東京、大阪、名古屋で開催している「聞くこと話すこと、まとまりのない話の中から大事なことを見抜く力」で行った講座のベーシックとアドバンス編です。(1シリーズ5回で行っている内容については、こちらをご覧ください。

【申込先】
東京のクラス
大阪のクラス


<ベーシックについて>

講座中に「待つ」や「省みる」「観察」について質問が多くされました。そこでベーシッククラスでは、話を聞いたり、話す際の「待つ」や「省みる」「観察」について抽象的ではなく、具体的な動作を通じて内的な状態を体得していきます。
「待つ」や「省みる」「観察」に必要なことはたったひとつ、落ち着くことです。

 瞑想や坐禅やマインドフルネスでも同様のことは言っていると思いますが、常に意識的に暮らし、頭の中が忙しい状態なのに、いきなり坐ったからといって静の状態に入るのは難しいでしょう。

 講座では、立つから座るという落ち着きに向かう動作をまず覚え、静から動を体験してもらう中で、自分に集注するとはどういう状態か?を体験します。そこで現れる身体のまとまり=自分本位になると、「待つ」「省みる」「観察」が可能になってくることがわかります。

 今回は、「なんとなくわかったような気持ち」のまま帰るのではなく、ちゃんと手順を覚えて、皆さんの暮らしの中で日々実践できる内容をお伝えします。
地味ではありますが、基礎体力を養うことができるのではないかと思います。体力といっても筋力の話ではなく、静かでありながら活気に満ちた身体をもたらす力です。


<アドバンスクラスについて>

こちらのクラスのテーマは「動きの中で静止を知る」です。実際にペアになって対話をしていくという動的な状態で、「自分の中の静かなところ」を見つけていきます。

 通常の「聞くこと、話すこと」の講座では繰り返し、「ジャッジしない」ことの重要性について話しました。
このクラスにおいては、あえてジャッジや解決、介入などを行うことで、自分の心中をどのような思いが巡っているかを明らかにし、それを瞬時に消していく試みを行っていきます。
生きている限り葛藤はつきものです。ですが、それを指を弾くくらいの速さで消していくことができれば、葛藤に囚われることは少なくなるのではないでしょうか。

 いつかできることではなく、この刹那においてジャッジを消すという取り組みです。
皆さんのご参加をお待ちしています。


【開催場所と日時】
東京
5月3日:ベーシッククラス
5月4日:アドバンスクラス

会場
浅草公会堂(3日は第3集会室、4日は第2集会室)

時間
13時〜14時30分(14時30分以降は質疑応答)

大阪:5月20日
会場:フロイデ玉造スタジオ6F

時間
10時15分〜11時45分:ベーシッククラス
13時15分〜14時45分:アドバンスクラス
(14時45分以降は質疑応答)

料金
ベーシック、アドバンスとも1コマ6,000円。2コマ参加の場合は10,000円。

当日、会場でお支払い下さい。
講座の内容についてわからないことがありましたらnonsavoir@gmail.comもしくはhttps://lin.ee/se1SoDwを登録いただきご質問ください。

 

【申込先】
東京のクラス
大阪のクラス