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逃避行
2012年01月23日
ニューデリーの旅行代理店のオヤジはたしかにこう言った。 「そこの若いの、ジャパニーよ。如是我聞。イタリア人はナポリを見て死ねと言うらしいじゃないか。インドでそれを言うならば、さしずめシュリナ…
招かれざる観光客
2012年01月16日
シュリナガルはインド最北部に広がるカシミール地方の州都にあたり、美しい湖水を山々が取り囲む風光明媚な地だ。 州の中で最も大きな街は、イスラム教徒が多数を占めている。地勢と宗教の事由からパキス…
デリーからシュリナガルへ
2012年01月09日
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 さて、前回までは深夜にインドに着いて、ぼったくりのホテルで一夜を過ごすはめになったくだりまでを書いたわけですが、朝起きて、オート…
隙だらけのカモ
2011年12月26日
伊丹空港まで見送りにきた母親は、なぜかいまどき懐かしい金平糖の詰まった袋を僕に渡すとこう言った。 「インドって貧しい子どもたちが多いんでしょ?こういうのあげると喜ぶんじゃない?」 彼女はとて…
ビートニクに引かれてインド参り
2011年12月19日
ドトールの一件で接客業はダメだと観念した。 宮沢賢治は「デクノボー」と呼ばれるような人になりたいと言ったけれど、僕は努力せずとも純正のデクノボウだった。 その頃、中上健次を読んでいた影響か。…
カプチーノはございません
2011年12月12日
「ぼくは二十歳だった。それが人の一生で一番美しい季節などとは誰にも言わせない」ポール・ニザン 青春ノイローゼという病が膏肓に入る前に僕は大学を休学することにした。 人と話すことができなくなっ…
「過剰発 過剰経由 過剰行き」
2011年12月05日
「自分はいったい何のために生きているんだろう」という問いを、おもしろい問いの立て方で解こうと心と身体を総動員して事にあたるのではなく、問いを平然と悩みに格上げしてしまい、臆面もなく懊悩するこ…
失われたチリンチリンを求めて
2011年11月28日
チュートリアルがM-1で優勝した際のネタに、自転車のチリンチリン(ベルのことね)を盗まれてからというもの、生活は荒れ、毎晩酒浸りみたいなのがあって、当時あれを見たときゲラゲラ笑ったんだけれど…
タイへ行く、その2ー青春の蹉跌編
2011年11月21日
最初のタイ行きは90年。バブル経済の絶頂期だった。 株に土地に絵画にと、なんでもかでも投機の対象で、世の中が浮かれに浮かれまくっていた時代だ。うちもその例に漏れず、連日のように証券会社から電…
車内の邂逅と瞑想
2011年11月17日
このところ上座部仏教の瞑想に関する文献を読んでいる。先日、その本を京王線の電車内で読んでいた。 読み進めつつ、僕はこの読書というものがひどく浅はかな行為に思えていた。 瞑想という行について書…
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