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ある阿呆の季節
2012年09月10日
「犬が自由に走るなら どうして俺たちにそれができない?」とボブ・ディランは歌っているが、どうしたって自由に走れるように思えないのが、20代というものか。 安吾いうところの淪落の時節なのかもし…
どこまで続く泥濘ぞ
2012年09月03日
僕は「地べたを這う」だとか「倒けつ転びつ」「退っ引きならない」という表現が好きだ。その言葉を思い浮かべたときに四肢はねじくれ、地についた手で泥を掴む感じだとか徳俵に足のかかった感じだとか、な…
東京国際中央郵便局の思い出
2012年08月27日
1995年も過ぎたあたりから、「この不況は一時的なものだ」という楽観視がニュースから影をひそめ、かわって「リストラ」や「構造改革」という文言が紙面を飾るようになった。家族に解雇されたことを言…
報われませんでした、と彼女は残して消えた
2012年08月20日
「汚れた血」の劇中、アレックスはアンナに言う。 「いま君とすれ違うということは、世界全体とすれ違うことになるんだ」 続きのセリフは忘れた。 けれども僕の中の記憶の断片をつなぎあわせ、この後の…
生活の柄
2012年08月06日
ロスジェネという使い勝手のいい言葉が出回り始めたのは、ここ5年くらいのことだろうか。雨宮処凛さんや岩田正美さんに話を聞いたとき、ふんふんとヘッドバンギング並にクビを振ったものだ。 社会に出る…
文痴
2012年07月30日
常々感心することなんだけれど、いま誰もがブログだとかツィッターで文章を綴っていますよね。これ、本当にすごいなと思うんです。 といのも僕は30歳くらいになるまで、他人が一読して読めるような日本…
震災地から東京に戻ったらクビになりました
2012年07月23日
神戸では食料が手に入りにくかったので、リュックを背負い自転車で西宮北口までの10キロを走り、それから大阪まで出る。米やチーズ、チョコレートや栄養価の高そうなものを買うためだ。 西宮まで向かう…
土性骨
2012年07月16日
震災翌日に神戸に入ったが、それからの出来事を時系列に置き直して思い出すことはとても困難だし、そもそもそういうふうに思い出すことに意味があるのかもわからない。 断片的な記憶が切れ切れに、それで…
聖ユーグの言葉
2012年07月09日
会社を止めて働き始めたテレビ製作会社はテレビ朝日「ニュースステーション」やNHK「未来潮流」「ETV特集」、河合塾の衛星を使った授業をつくっていた。 製作会社のAD(アシスタントディレクター…
東武東上線の下北沢
2012年07月02日
前回書くのを忘れていたことがあって、それは会社の寮のあった分倍河原から退出して、新しい部屋に住むまでの経緯で、24歳にして僕は生まれて初めて自力で不動産屋で部屋を借りる経験をしたのです。 い…
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